世田谷区の消化器内科、皮膚科、小児科。京王線「代田橋」駅徒歩4分。経鼻内視鏡、胃カメラ、健康診断等実施

医療法人社団 杏静会 寺田医院

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皮膚科

アトピー性皮膚炎

強いかゆみのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。


アトピー性皮膚炎は、顔や首、ひじの内側やひざの裏側等に湿疹が左右対称に現れ、放っておくと全身に広がっていきます。非常にかゆいのが特徴です。
良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、慢性に経過します。
気管支喘息、アレルギー性鼻炎等にかかりやすい傾向があります。

アトピー性皮膚炎の日常生活でのセルフコントロール

お手入れ方法、原因となる刺激物を知ることが、敏感なアトピー肌と付き合う、はじめの一歩。かゆくなっても、かかないようにする心がけも大切です。

汗や汚れは、すぐ洗い落としましょう。
汗をかくと刺激物質が入りやすくなります。また、汗自体が肌を刺激します。
せっけんをよく泡立てて、洗う時は優しく。
  • せっけんはお肌に優しい、弱酸性のものを。
  • アカスリ等で、こすってはいけません。
  • シャンプー、せっけんはよく洗い流しましょう。
お風呂の後は、保湿剤でうるおいを。
  • 入浴後、肌が乾く前に保湿剤をたっぷり塗りましょう。
肌ざわりのよい軟らかい衣類を選びましょう。
  • 肌に触れるものは、吸湿性の良い木綿が一番。
  • 洗濯ものは、よくすすぎましょう。
ストレスは大敵。
リラックスできることをみつけましょう。
  • ストレスは、肌のコンディションを悪くします。
    また、ストレスから無意識にひっかいてしまうことがあります。
ひっかきキズを作らないように、爪をきちんと切りましょう。
こまめに部屋のお掃除をしましょう。
  • ダニ、カビ、ハウスダストは、アトピー肌の大敵です。
つらいかゆみを抑える方法を知って、かかないようにガマン、ガマン。
  • 過度の暖房、乾燥、飲酒、長時間の入浴は、身体が火照るので注意しましょう。
  • かゆい時は患部を冷やしましょう。
  • 何かに熱中すれば、かゆみは感じないものです。
  

アトピー性皮膚炎の原因

遺伝的な体質と環境の2つが原因。アレルギーだけで起こっているわけではありません。

アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患の代表と思われており、食べ物、ダニ等に注意すれば、治ると誤解されていることが多いようです。
もちろん、アレルギーも1つの原因ですが、ドライスキンといった遺伝的な体質や、乾燥、発汗、ひっかく等の環境による影響も重要です。

アトピー性皮膚炎のお薬

抗ヒスタミン薬で、かゆみをコントロール。ステロイド外用薬で、皮膚の炎症をコントロール。


アトピー性皮膚炎の治療には、発疹・赤み・かゆみを引き起こすヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬(飲み薬)と、皮膚の炎症を抑えるステロイド外用薬(塗り薬)を用います。
皮膚の炎症とかゆみのコントロールが上手にできるようになるのが治療の目的です。多くの抗ヒスタミン薬には、副作用として「眠気」がありますので、服薬中は自動車運転等の危険な機械の操作は控えなければなりません。また、ステロイド外用薬には、にきび・おでき、皮膚萎縮、多毛等の副作用が出ることがありますので、症状が変わったなと感じたら、すぐに医師に相談しましょう。

皮膚そう痒症

発疹が無いのに、かゆみだけがある疾患です。加齢によるドライスキンが、主な原因となっています。


多くの皮膚疾患は、ブツブツ赤くなったり腫れたり、皮膚に見える発疹があります。皮膚そう痒症は、発疹が無いのに、かゆみだけが現れる疾患です。


かゆみは局所に限られることもありますが、多くは皮膚の広い範囲に及びます。
原因は、内臓疾患、薬剤、食品、妊娠、心因性、高齢者のドライスキンによるもの等様々ですが、この中で最も多いのが高齢者のドライスキンです。

  

皮膚そう痒症のお薬

抗ヒスタミン薬でかゆみをコントロール


皮膚のかゆみを引き起こす主な物質はヒスタミンと呼ばれています。かゆみがあると皮膚をひっかき、そこからますますヒスタミン等のかゆみを起こす物質がたくさん出てきて、かゆみが強くなります。この悪循環を断ち切るために抗ヒスタミン薬が使われます。抗ヒスタミン薬はヒスタミンが皮膚で働くのを抑えて、かゆみをカットします。


ただし、多くの抗ヒスタミン薬には、副作用として「眠気」があるので、服薬中は、自動車運転等の危険な作業は控えなければなりません。


また、特に高齢の方は、抗ヒスタミン薬の「眠気」や「ふらつき」のために思わぬ事故につながる可能性があるので注意が必要です。薬によっては、前立腺肥大や緑内障のある方も要注意です。

入浴後、スキンケアはお忘れなく。 入浴後15分以内の皮膚が十分うるおっているうちに、
  • せっけんで失われた皮脂を補うための乳液やクリーム
  • 表皮に水分を保つ
保湿薬等でスキンケアしましょう。

ドライスキンのケア

ドライスキン(敏感肌)にならないために。
スキンケアとライフスタイルをちょっと見直すことで皮膚のかゆみはずっと良くなります。

乾燥しがちな住環境を改善しましょう。
  • エアコンの長時間使用
  • 過度の暖房
  • コタツ、電気毛布の長時間使用
は皮膚を乾燥させるので注意しましょう。
皮膚の清潔を保つための入浴やせっけんもほどほどに。
皮膚表面から皮脂を奪う原因になる、
  • 過度の入浴やせっけんの使用
  • タオルで強くこする
  • 硫黄入りの温泉入浴剤の使用等を避けましょう
かゆみを引き起こす刺激を遠ざけましょう。
  • ウール等の刺激のある肌着
  • 飲酒や香辛料
  • 発汗
  • ストレス
  

高齢者のドライスキンとは

年をとると、皮膚中の水分が減少して起こるのがドライスキンです。
皮膚が乾きやすく、敏感になります。


年齢を重ねるほど、皮膚の外側の角質層に水分を保持する能力が低下し、皮膚は乾きやすくなります。高齢になると毛穴からの皮膚分泌が低下するからです。
皮膚が乾燥しドライスキンになると、皮膚本来の防御機能が低下して、衣服による刺激や温度変化等に過敏に反応するようになります。これが、かゆみの自覚症状となって現れます。

お子様が水イボの治療を受けられる保護者の方へ

* iCallで順番をお取りください
* 水イボの摘除で用いるペンレステープは、麻酔効果が現れるのに、貼ってから30分程度が必要ですので、少なくとも来院15分前までに貼り終えてご来院ください。


尚、ご来院は受付終了30分前までにお願いいたします。

午前・・・12:00迄
午後・・・17:30迄


時間を過ぎますと、摘除を行えない場合もございます。

レーザー治療

当院ではレーザー治療を行っております。
★フラクショナルQスイッチルビーレーザー
★CO2レーザー

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