世田谷区・代田橋
総合内科・消化器内科・皮膚科・小児科

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その他の疾患

泌尿器科疾患

尿路結石とは?

尿路結石は、最初に腎臓で発生して、次第に発育して移動します。移動した場所によりそれぞれ名前がつけられます。ただし、例外として腎以外の場所で石ができる場合があり、膀胱結石がその例です。わが国では腎・尿管結石が約95%を占めています。私達日本人が生涯のいずれかの時期に結石を患う比率は、100人に約4人といわれますが、これはアメリカの約3分の1です。
今後私達の食生活の変化などによって、さらに増加してくることが予想されます。男女比は約2:1で男性に多く、20~40代の青壮年層に多く見られます。症状として背中や腹部に痛みをおぼえ、転げ回るほど激しい場合があります。時に血尿や発熱もみられます。

結石ができる原因は?

約7,000年前のミイラに膀胱結石が発見されており、古代ギリシャ(紀元前500年)にすでに膀胱結石の切開手術が僧医によって行われた形跡があります。このように結石の歴史は大変古いのですが、科学の発達した現在でも発生の原因は十分解明されておりません。これまでの考え方は、尿の中に結石となる成分が多量に排出されて結晶化したのちいろいろな物質が結合しながら成長して結石ができあがるというものです。

治療はどのように行われるのですか?

水分を多くとること、なわとびやジョギングなどをすることで自然に排出されることもあり、有効な方法です。結石を出やすくするように尿量を増やしたり尿管を広げたりする薬はありますが、尿酸やシスチン結石を除いて溶かす薬はありません。最終的には外科的処置をすることになりますが、お腹を切らずに結石を取り除く体外衝撃波結石破砕装置による方法と内視鏡で観察しながら結石を破砕する方法があります。

(大阪医科大学附属病院 泌尿器科教授 勝岡洋治/日本ケミファ株式会社後援/「尿路結石再発予防の食事療法」より)

アレルギー性鼻炎

花粉症とは?

花粉が原因で起こるアレルギーで、遺伝的な体質に基づき生活環境にも影響されます。

花粉症の4大症状はくしゃみ・鼻みず・鼻づまり・眼のかゆみ。主に、眼と鼻に症状がでます。鼻の症状の特徴は、くしゃみ、鼻みずが発症的にあらわれ、続いて鼻づまりが起こることです。鼻かぜの症状に似ていますが、下表のような違いがあります。眼の症状は、かゆみ・充血・涙目です。
また、花粉の大量飛散期には、のどにかゆみや痛みがでることもあります。

花粉症のお薬

予防的に使えるお薬と、出てしまった症状を抑えるお薬があります。

予防的に使えるお薬

花粉が飛び始める1~2週間前から内服を開始し、季節中連用すれば、症状を軽くすることができるお薬があります。最近、花粉の飛び始める時期がかなり正確にわかるようになりました。毎年、花粉症になる患者様は、花粉が飛び始める前に受診するのがよいでしょう。

出てしまった症状を抑えるお薬

体内でアレルギー症状を起こさせる代表的な物質としてヒスタミンがあります。花粉症の内服薬の多くに、このヒスタミンを抑える作用があります。ヒスタミンを抑えるお薬は、速効的な効果をもつため、花粉症治療に欠かせません。しかし、ほとんどの薬剤の場合、副作用として「眠気」がありますので、服薬中は自動車運転など危険な機会の操作はひかえなければなりません。花粉症のお薬には、錠剤やカプセルなどの内服の他に、鼻腔内に直接噴霧するタイプのものがあります。ステロイド薬といわれているもので、強力な作用があるため、症状が中位、重い場合に使われます。

神経疾患

パーキンソン病

パーキンソン病とは脳の中にある「黒質(こくしつ)」という部分の細胞が減ってしまう病気です。黒質はからだの運動を円滑に行うために必要な「ドーパミン」という神経伝達物質(脳の中で情報のやり取りをしている物質)を作るところです。
だれでも年とともに黒質の細胞が減ってきて、それは一種の老化現象と言えます。しかしパーキンソン病では、その減り方が早くなってしまうのです。脳のほかの部分(例えば物事を考えるところなど)は大丈夫なのに、なぜ黒質の細胞だけが減少するのかは、まだはっきりわかっていません。

おもな症状と病気の進行過程

振戦

いわゆる“ふるえ”のことで、しばしばこの振戦が発病に気づくきっかけになります。左右どちらかの手から始まり、同じ側の足、反対側の手・足の順に広がります。また顎がふるえることもあります。ふるえが起きる病気はいろいろありますが、パーキンソン病の場合、じっとしているときに強くなり、なにかの動作(例えば文字を書く、食事をするなど)をしているときには軽くなるという特徴があります。

筋固縮

筋肉が固まったようになり、関節を動かしにくくなる症状です。指や手足、首の動かし方がぎこちなくなります。

無動

からだの動きが少なくなり、素早い動作をしにくくなります。歩幅が狭くなったり、声の抑揚や顔の表情が少なくなるのも、その症状です。

姿勢反射障害

姿勢反射とは、からだが傾きかけたとき瞬間的に筋肉を微妙に動かしてバランスをとる仕組みのことです。起きているときは無意識にこれを連続的に行って、転倒を防いでいます。パーキンソン病ではこの姿勢反射がスムーズに起こらず、よろけて倒れやすくなります。ときにはそれが骨折の原因になります。
また、歩き始めの一歩が出にくい「すくみ足」という症状や、いったん歩き始めると止まったり方向転換がしにくくなる「突進現象」などの歩行障害も起きています。

そのほかの症状

自律神経症状…便秘や立ちくらみ、排尿障害が起きやすく、また、脂っぽい汗をかきやすくなったり、よだれを垂らしやすくなります。
神経症状…抑うつ、意欲の低下、幻覚、妄想などが現れることもあります。
(中間法人 日本臨床内科医会編集/エフピー株式会社後援/わかりやすい病気のはなしシリーズ32「パーキンソン病」2008年12月、2~5頁)

精神疾患

うつ病とはどのような病気ですか?

わかりやすく言うと、心が疲れたために、気分がゆううつで元気が出ない状態が続く(普通2週間以上)場合を「うつ状態」と言います。心理的原因だけでなく、身体的病気でもうつ状態になります。うつ状態が表れる病気を「うつ病」と呼んでいます。
うつ状態の反対で、元気がありすぎる状態を「躁状態」と言います。同じ患者様がうつ状態になったり躁状態になったりと両方の気分変化を示すこともあります。このようなタイプは、最近はうつ病とは呼ばずに、例えば「双極性障害」と呼ぶ事が多いようです。これらも含めた全体を、以前は「躁うつ病」と呼びましたが、近頃は「気分障害」や「感情障害」といった用語がよく使われます。

うつ病は小児から老年期まで、どの年代でも発病する非常に多い病気で、6人に1人は発病するという調査もあるくらいです。最近は軽症のうつ病や、身体的症状の目立つうつ病(仮面うつ病)などが増えているようです。
はじめのうちは、体に異常があるのではと考えて医療機関を転々とすることがしばしばみられます。検査しても異常がないので、たるんでいると誤解されたりもします。しかし、正しい診断と適切な治療が行われれば、ほとんどのうつ病はたいへんよく治ります。

どのような人がうつ病になりやすいのでしょうか?
特に生まじめで、完全主義で、責任感が強く、なにかにものを頼まれても、ノーと言えない、他人の評価を気にする人(執着性格、メランコリー型等)は、社会的にも尊敬されますが、家でもいい父親や母親であろうとしたり、模範的家族の一員であろうとすると、きっとどこかで息がつまってしまいます。
家族や社会から重い責任を背負い込み、うつ病を発生するきっかけとなることも考えられます。また、はっきりした原因もなく、周期的に落ち込むタイプ(循環気質)の人もいます。
どのような治療をするのでしょうか?
うつ状態にはいろいろな症状や病気の状態があり、軽度から重度までさまざまです。またそれを引き起こす原因も複雑にからみあっています。例えば、心理的原因、環境的要因(家族関係、職場、学校等)、性格的素因、身体的状態、年齢等が関係しています。
治療を行う場合、これらの要素を考えながら対応します。
心理的原因、環境的要因に対しては、精神療法的アプローチを行います。
患者の深い悲しみ、喪失感、無力感に共感し、必ず回復するのだから、それまで、焦らず、一時的に職場から離れゆっくりと休養を取る事をすすめます。
家族や職場の理解も不可欠です。うつ病はガソリンの切れた車のようなもので、エネルギーがたまるのをじっくりと待つ余裕も必要です。責めたり、励ましすぎるのはかえってマイナスになるので気をつけましょう。

(監修:(社)埼玉県精神保健福祉協会 山内俊雄(埼玉医科大学名誉学長)/
執筆:埼玉精神神経科診療所協会 悳 智彦(智生会イサオクリニック)、川瀬 典夫(双里会川瀬クリニック)/
制作・発行:株式会社ライフ・サイエンス/協力:Meiji Seika ファルマ株式会社/「やさしい うつ病・うつ状態ハンドブック」2000年4月20日、8~9、16~17、23頁)

貧血症

貧血の大部分は、鉄分不足が原因です。血液中にあるヘモグロビンの量が少ない状態が、貧血。ヘモグロビンは、体中に酸素を運ぶ働きをするため、貧血になると全身が酸素不足に…。このため、頭痛・めまい・疲労・肩こり・消化不良が起きたり、顔色が悪く、イライラする、といった症状が出現!貧血の大部分は、ヘモグロビンの材料である鉄分が不足する鉄欠乏性貧血です。

女性と貧血と鉄分のお話

<1>女性の過半数は貧血か、貧血予備軍!

鉄欠乏性貧血は、鉄の摂取量が少ないか、需要が増えた時に起こります。摂取量が少ないのは、極端な偏食やダイエットをしたり、鉄の吸収がうまくいかない時。需要が増えるのは、成長期や妊娠・出産・授乳期。月経過多や潰瘍からの出血なども原因になります。
妊娠・出産・授乳…、と女性は鉄不足になりがち!かくして、成人女性の10%は鉄欠乏症貧血であり、約40%は鉄欠乏状態(貧血予備軍)であるといわれます。

<2>鉄欠乏性貧血の治療は鉄剤と食事

あきらかな鉄欠乏性貧血の場合、食事の改善だけでは治療は不十分。鉄剤を飲むとともに、食事療法を行うことになります。また、鉄鍋・鉄のフライパンなど、鉄でできた調理用品を使うのも効果的です。

<3>その他の貧血

貧血には、鉄欠乏のほかに次のような原因があります。
★胃切除によるビタミンB12欠乏
★再生不良性貧血
★肝硬変や腎不全などの病気に伴う貧血
これらの貧血は、薬による治療が中心となります。

骨粗鬆症

治療の目的は骨折を防ぐこと

骨粗しょう症では、脊椎の圧迫骨折(背骨を構成している椎体が押し潰されて骨折した状態)が起きて、腰痛や背中の痛みが起こることもありますが、それ以外は全く自覚症状がありません。しかし、症状がなくても骨は確実に弱くなっていて、骨折しやすくなります。脊椎の圧迫骨折以外に、大腿滑頸部(脚の付け根)や手首、腕の骨折が多くみられます。
なかでも大腿滑頸部の骨折が一番問題です。ここを骨折すると、その瞬間に動けなくなってしまいます。治療には数ヶ月かかり、高齢者の場合はその間に体力が低下し感染症にかかったり、痴呆が進行したりして、そのまま寝たきりになる事もあります。大腿骨頸部を骨折する人は1年間で約10万人ですが、そのうち2割近くの人が1年以内に亡くなられるという統計もありますし、また、寝たきりは防げたとしても、車椅子が必要になる事も少なくありません。

(日本臨床内科医会編集/MSD株式会社後援/わかりやすい病気のはなしシリーズ2「骨粗しょう症」2004年10月、2~5頁)

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